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 Interview #

14

2026

 年

5

 月

hairmake ONE(株式会社K) 幹部インタビュー

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NAOTO(取締役) × DAIKI(マネージャー)

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vol.1 | hairmake ONEの現場を支える、幹部の思い

 サーチファンド・ジャパンが支援するサーチャー三輪さんが事業を承継した美容室チェーンhairmake ONE(株式会社K)では、現場の社員はどのような思いで働き、会社の変化を受け止めているのでしょうか。今回は、幹部を務めるNAOTOさんとDAIKIさんに、入社の背景や仕事への思い、そしてONEで働く魅力について伺いました。

 

-まず、お二人の現在のお仕事や役割について教えてください。
(NAOTO)
私は、普段は美容師として働きながら、取締役として、教育まわりの仕事を担当していたり、エリアマネージャーの動きをフォローしたり、何かトラブルが起きたときに間に入ったりするなど、会社全体をチームとして整える仕事をしています。

 教育といっても技術だけではなく、どういう空気で働くか、どういう考え方で仕事をするかというところまで含めて関わっていますし、現場の近くにいながら、人や店舗がうまく回るように支える役割だと思っています。

(DAIKI)私も美容師として働きながら、エリアマネージャーとして、現場と経営の間をつなぐ役割を担っています。店舗内での問題の早期発見や、取締役/エリアマネージャー/店長といった幹部陣が同じ方向を向けるような場づくりを意識しています。

 社内では幹部陣で会議を開きながら物事を決めているのですが、会議をやること自体が目的ではなく、その過程での納得感も大事にしており、会議を通して組織としての足並みを揃えさせることが自分の大きな役割であると感じています。

-お二人は、どのようなきっかけでONEに入社されたのですか。
(DAIKI)
私は前職で美容師としてデビューしたのですが、新規のお客様に入る機会が少なくて、なかなか経験を積めない環境でした。もっとお客様をもちたい、もっと成長したいと思って転職先を探していたときに、ONEの戸塚店(001)を見つけたんです。外観がおしゃれで「こういうところで働いてみたい」と思ったのがきっかけでした。

 実際に入ってみると、雰囲気も自由で、これから会社として伸びていきそうな感じもありましたし、自分には合っていると感じました。

(NAOTO)私は、美容師としてデビューした後。一度海外に出てイギリスで学び、その後もイギリスで美容師として働いていました。その後、縁あって札幌のサロンで働くことになるのですが、昔ながらの美容室文化で上の言うことは絶対といったかなり厳しい環境で、精神的にもしんどくなり、一度美容師を辞めました。その後別の仕事もしたのですが、やはり美容師をやりたいという気持ちが強くて。そのときに出会ったのが、まだ立ち上がって間もないONEでした。

 ヘアサロンは、個人店にも大きい会社にもそれぞれ良さはありますが、自分としては“これから伸びていく会社”の中で働きたいと思っていました。美容師という仕事は、本当はすごくいい仕事なのに、「大変」、「給料が安い」、「離職が多い」、というブラックなイメージで見られがちです。でも、本当に素敵な職業だと心から感じているので、伸びていく会社の中で、美容師を目指す人たちを応援できる環境づくりに関わりたい、という思いがあり入社しました。

 

-実際に働いてみて、ONEのどんなところに魅力を感じていますか。
(NAOTO)
まず、現場の自由度が高いところですね。美容師として働いていると、使いたい商材や、やってみたいメニューが出てきますし、現場にいるからこそ見えることがあります。ONEは、そうした声を前向きに受け止めてもらえるんです。

 前オーナーもそうだったのですが、三輪さん(社長)が「美容師ではない」ということが大きいと思っています。社長が美容師だと、その方のこれまでのやり方等、どうしても固定観念が強くなりやすいと思うのですが、そこに縛られすぎないのはすごくやりやすいです。現場の人間にとっては、それが大きなモチベーションになります。
 それから、現場の声が経営層に届きやすいことも大きいです。美容業界には、昔ながらの慣習や、少し無理のあることが「当たり前」として残っていることが多くある業界です。でもONEでは、「そのあたり前は本当にそうなのか」と考えて、改善しようとしてくれる。三輪さんが他の業界でキャリアを積んできた方なので、一般的な会社との比較で議論を進めてくれて、小さな問題でも拾ってもらえる感覚があるので、働く側としては安心感があります。

(DAIKI)私は、将来が見えるところが大きいと感じています。前の職場では、ある程度経験を積んだ先には独立しかない、という感覚が強くありました。でもONEでは、独立以外にも、ONEの中でいろんなキャリアの在り方を示してもらっています。不安よりも希望のほうが大きいというか、この先自分がどうなっていくのか、どうなりたいかを前向きに考えられる。そこはすごく大きいですね。

-ONEのチームの雰囲気には、どんな特徴がありますか。
(DAIKI)スタッフ同士の思いやりは強いと思います。仕事のことだけではなく、プライベートの相談もしやすいですし、営業中も自然に助け合う空気があります。同じお店のスタッフは、家族より長い時間を一緒に過ごすことになるので、ただ同じ場所で働いているだけではなく、相手のことを気にかけながら働くことが大事だと思っています。

(NAOTO)ONEは、オープン当初から「相手(仕事仲間)のことを考えて仕事をしよう」ということを大事にしてきました。逆に、自分本位だったり、周りを見ずに仕事をしてしまったりすると、少し浮いてしまう。長くいるスタッフほど、その感覚は持っている気がします。ルールだけでまとまっているというより、そういう日々の空気でまとまっている部分が大きいんじゃないでしょうか。そこが、スタッフがONEで長く働いてくれる理由でもあるのかなと思います。

 

-一方で、美容師は個性の強い方も多い印象です。個性の強いスタッフが多い中で、チームとしてまとまっていくために意識していることはありますか。
(DAIKI)やはり、まめにコミュニケーションを取ることですね。正しいことを言っていても、関係性ができていないとメッセージが届かないので。少しずれているところがあったとしても、最初から否定するのではなく、まずは褒めたり共感したりしながら話すようにしています。自分一人だけで抱え込まずに、別の人が話したほうが伝わるときは、周りにも協力してもらいます。そういう意味でも、経営陣含めてONEには面倒くさがらずに一緒に考えてくれる人が多いと感じます。

(NAOTO)私も、まずは相手を理解するところから入るようにしています。美容師は個性が武器になる仕事ですし、熱量がある人ほど、いい意味でも悪い意味でも尖った部分が出やすい。だから、その個性を抑え込むのではなくて、どう生かすかを考えることが大事だと思っています。実際、これまでは適性を十分に見きれないまま役職を任せてしまって、うまくいかなかったこともありました。

 三輪さんが社長になってから、その人がマネジメント向きなのか、プレーヤーとして伸びるタイプなのかを、幹部陣で徹底的に議論をするようになりました。熱量があること自体は、この仕事にとってすごく大事なので、そこは潰さずに、その人に合った活躍の仕方をしていってほしいと思っています。

 

-これから、ONEをどんな会社にしていきたいですか。
(NAOTO)
美容師を目指す人たちが「ここで働きたい」と思える会社にしたいです。お客様に選ばれて、尊敬できる先輩たちがいて、ちゃんとお給料も稼げる。そういう場所でありたいですね。ただ、全員が同じ熱量で同じスピードで進むわけではないと思っています。上を目指したい人もいれば、自分のペースで長くやりたい人もいる。そういう違いを受け止められる会社でありたいです。店舗が増えれば文化は薄まりやすいので、そこをどう守るかは大事だと思っています。

(DAIKI)私も、この会社で働いてよかったと思える人を増やしたいです。私自身も前職で働いていた時に、社会的に地位が低い職業であるとみられてしまうことにもどかしさを感じたり、給料含めた待遇にも悩んでいました。だからこそ、「美容師ってすごい仕事だよね」とちゃんと思ってもらえる会社にしたい。一生を通じてONEに働いてもらったときに、この会社で働けて本当に良かった、と誇りを持って働ける環境を、ONEの中でつくっていきたいと思っています。

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▼hairmake ONE(株式会社K)幹部インタビュー

vol.1 | hairmake ONEの現場を支える、幹部の思い

vol.2 | 現場から見た、三輪さんという経営者

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